WBCの基本情報やルールを解説|歴代の優勝国は?

WBCの基本情報やルールを解説|歴代の優勝国は?

2022年の12月は、サッカーW杯で日本が沸きましたね!

深夜の試合にも関わらず、たくさんの方が日本代表を応援していました。
その気持ちが選手に選手に届いたのか、ドイツやスペインといった強豪国相手に勝利し、とても感動しました。

サッカーの次は野球です。2023年は、野球の世界一を決める大会の「WBC」が開催されます。

このページでは、WBCをより楽しんでもらえるように基本情報やルールを解説していきます。

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WBCとは?WBCは何年に1回開催される?

まず初めにWBC(ダブリュービーシー)とは、ワールド・ベースボール・クラッシク(world Baseball classic)の略称で、野球の世界一決定戦です。

「野球の魅力を世界に広めること」を目的に、2006年から開始しました。

2006年の第1回大会以降、WBCは4年に1回開催されています。

WBCの歴代優勝国・過去の日本の成績

開催年優勝準優勝3位3位
2006年日本キューバ韓国プエルトリコ
2009年日本韓国アメリカベネズエラ
2013年ドミニカ共和国プエルトリコ日本オランダ
2017年アメリカプエルトリコ日本オランダ

日本はWBCでの優勝を、過去2大会(2013年・2017年)で逃しています。

今大会はメジャーで活躍中のパドレスのダルビッシュ有選手やエンゼルスの大谷翔平選手、カブスの鈴木誠也選手も参加するとのことで、戦力もパワーアップし期待が持てますね。

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WBCのルールの違い

プロ野球の公式戦とは違い、WBCならではのルールがあります。

違いを知っておくとより一層試合を楽しめると思いますので、ここでは大会のルールを解説していきます。

WBCのルールには、主に以下のものがあります。

  1. 選手登録
  2. 選手の入れ替え
  3. 投手の球数制限
  4. 最低対戦打者数
  5. 登板間隔
  6. 順位決定方式
  7. タイブレーク
  8. DH制

1.選手登録

WBCでは、1チーム30名の選手登録が可能です。

うち14名は投手、2名は捕手を登録する必要があります。

2.選手の入れ替え

選手が負傷した場合、そのラウンド終了後に事前登録リストに登録した選手と入れ替えることができます。

「投手は投手」「投手以外は投手以外」としか入れ替えられません。

捕手が負傷し、残りの捕手が1人以下になる場合は、新たに捕手を登録する必要があり、その選手はラウンド終了を待たずに次の試合から出場可能となります。

3.投手の球数制限

WBCではラウンド毎に球数制限が設けられています。

ラウンド球数制限
第1ラウンド65球まで
準々決勝65球まで
準決勝以降95球まで
(申告による故意四球投球数にカウントしない)

第1ラウンドは65球まで、準々決勝は80球まで、準決勝以降は95球まで(申告による故意四球投球数にカウントしない)となっています。

ただし、対戦中に球数の上限に達した場合、打席完了まで上限を超えて投げることができます。

4.最低対戦打者数

いわゆる「ワンポイント禁止ルール」です。

登板をした投手は、最低3人の打者と対戦するまで降板することができません。

5.登板間隔

1試合で50球以上投げた投手の場合、中4日を空けなければなりません。

30球以上、または2試合連続で投げた投手の場合には、中1日を空けなければいけないことになっています。

6.順位決定方式

2チームが同順位の場合、直接対決の結果で順位を決定します。

3チームが同順位の場合は、当該チーム間の対戦成績で決定、それでも同じ場合は失点率、防御率、打率、抽選の順に決定します。

7.タイブレーク

延長10回以降は。「タイブレーク制」を実施します。

無死2塁から始め、打順は9回終了時点から引き継ぎ、走者は先頭打者の直前の打順の選手が務めます。

8.DH制

いわゆる「大谷ルール」です。

同一選手による先発投手と指名打者の兼任が可能となり、全試合で採用されます。


主なルールは以上です。

投手の球数制限・登板間隔に関しては、公式戦とはかなり変わる部分です。

試合中、「何球投げたのか」により翌日の試合で投げるかどうかが予めわかるので、このルールを知っておくとそんな楽しみ方もできるかと思います。

また、筆者自身は延長のタイブレークの際には、毎度ヒヤヒヤし胃がキリキリしてしまいます。そんなスリル?もWBCでは楽しめますよ!

まとめ

今回はWBCを楽しんでもらう為の、基本情報やルールをまとめました。

WBCをきっかけに、野球を好きになってくれる方が少しでも増えるとうれしいです!

みんなで侍JAPANを応援しましょう!!