【プロ野球】日本シリーズのルール・仕組みを解説！引き分けの場合どうなる？

クライマックスシリーズ終了後に行われる、プロ野球チームの日本一を決める「日本シリーズ」

このページでは、日本シリーズのルールや仕組みについて解説します！

日本シリーズのネット配信・テレビでの視聴方法、放送予定はこちら

【2024年】日本シリーズの日程

日本シリーズの仕組み・ルール

ここからは日本シリーズの仕組みやルールについて、詳しく解説していきます。

日本シリーズの仕組み

日本シリーズに出場する球団はどうやって決まる？

日本シリーズに出場するには、レギュラーシーズン終了後に行われる「クライマックスシリーズ(CS)」で勝ち上がらなければなりません。

以前までは、セリーグとパリーグのレギュラーシーズンで優勝したチームが日本シリーズに進んでいましたが、2007年から両リーグに導入されたクライマックスシリーズにより、各リーグ「上位3球団で行われるトーナメント戦で勝ち進んだ球団」がリーグの代表として日本シリーズに進むことになりました。

日本シリーズの試合数・日本一(優勝)の条件

日本シリーズの試合数は、7試合が予定されています。

7試合中、先に4勝した球団が日本一となり、優勝決定後に試合が残っていても、以降の試合は行われません。

全7戦の内訳は以下のようになっており、西暦の年数によってセリーグ本拠地から始まるのか、パリーグ本拠地から始まるのかが決まります。

延長戦

日本シリーズの延長戦は、第1戦〜第7戦までが12回まで延長となっています。

第7戦終了時に、優勝チームが決まっていない場合、翌日から第8戦が行われ、第8戦からは延長回の制限がなくなります。

引き分け試合があり勝率が同じになった場合

日本シリーズは、第7戦目まで延長が最大12回までなので、引き分け試合となる場合もあります。

たとえば第7戦終了時に引き分け試合があり「3勝3敗1分」で勝率が同じとなった場合、翌日に第8戦が行われます。

第8戦は、第7戦を行なった球場と同じ場所で開催されます。

また、引き分け試合が複数あり「2勝2敗3分」等になった場合には、第8戦以降もどちらかのチームが先に4勝するまで試合が行われます。

雨天等で中止になった場合

第1戦・第2戦が雨天等で中止になった場合には、同じ球場で順延し、1日の移動日を設け第3戦〜が行われます。この場合、当初予定されていた第5戦と第6戦の間で移動日による休養がなくなります。

第3戦以降に中止となった場合には、第3戦から予定されている球場で順延による試合が行われ、当初予定されていた第5戦と第6戦の間で移動日による休養がなくなります。

日本シリーズに出場できる選手・ベンチ入り人数

日本シリーズに出場できる選手は、8月31日までに「支配下選手登録」されている選手の中から、日本シリーズに出場する選手(出場有資格者選手)として「最大40人」を日本シリーズ開始日の前々日までに登録を行います。

登録後は選手の変更はできず、出場有資格者選手として登録された40人が日本シリーズに出場できる選手となります。

ベンチ入りできる選手の人数は、公式戦と同じく「最大26人まで」。

出場有資格者選手として登録されている選手の中から、試合ごとにベンチ入りの選手が決まります。

監督・コーチ・スタッフなど選手以外に、ベンチに入ることができる人数も以下のように決められています。

予告先発

日本シリーズでは通常、予告先発は行われないことになっていますが、日本シリーズの開始前に両チームの監督が同意すると予告先発が行われます。

DH制

公式戦では、パリーグのみ採用されている「DH制」ですが、日本シリーズではパリーグ球団の主催試合の場合にDH制での試合が行われます。

交流戦と同じような仕組みとなっていますね！

日本シリーズのチケットについて

日本シリーズのチケットは抽選の倍率も高く、一般チケットも発売開始と同時にすぐ売り切れになってしまいます。

チケットの抽選開始日や一般チケット発売日など、チケット情報については以下のページでまとめています。

日本シリーズを視聴するには？

日本シリーズの試合中継は、レギュラーシーズンの配信を行なっているDAZNやパリーグTVなどでの放送は放映権の関係でありません。

以下のページにて、日本シリーズの視聴方法や各日程での放送予定を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。