プロ野球オフシーズンの目玉の一つFA。
今回はそのFAについてFA宣言や補償制度について解説します。

プロ野球FA(フリーエージェント)とは?

FA(フリーエージェント)とは、全12球団と契約できる権利を持つ選手のことです。
その権利のことをFA(フリーエージェント)権といわれており、FA権を持つ選手が権利を実際に使うことをFA宣言といいます。

FA権を取得できる選手

FA権はある一定の条件を満たした選手が取得することができ、取得した選手にはランクが設定されます。
また、FA権を使用するにはFA宣言を行わなければなりませんが、FA宣言のできる期間も決められています。

FA権取得の条件

1軍での出場選手登録145日を1年として換算し、規定の年数を経過すると取得することができます。1シーズンは最大で145日までしかカウントされず、クライマックスシリーズでの登録もカウントされます。1シーズンの登録が145日に満たない場合は合計145日ごとに1年とカウントされます。
高校生での入団、大学生・社会人での入団で必要な年数がことなります。

  • 高校生で入団した場合
    8年(1160日)経過で取得
  • 大学生・社会人で入団した場合
    7年(1015日)経過で取得

FA選手のランク

FA権を持つ選手にはランクが設定されます。
ランクの設定方法は、現在所属している球団での年棒のランキングで設定されています。
ランクについてはABCの3ランクあり、以下のように振り分けられます。

  • Aランク:年棒1〜3番目の選手
  • Bランク:年棒4〜11番目の選手
  • Cランク:年棒11番目以降

FA宣言をできる期間

FA権を取得した選手は権利を使用するためにFA宣言を行わなければなりません。
宣言をできる期間も決まっており、日本シリーズが終了した翌日から土・日・祝を除いた7日以内に申請を行います。
日本シリーズ終了後8日目(土・日・祝を除く)にFA宣言選手として公示され、他球団との契約交渉が行えるようになります。

FAの補償制度について

FAで移籍した選手にはランクによって補償が発生します。

  • Aランク:年棒1〜3番目の選手
  • Bランク:年棒4〜11番目の選手
  • Cランク:年棒11番目以降

この3ランクによって補償の内容が変更します。
Cランクの選手には補償は適用されません。
Aランク、Bランクの選手のFAの場合には人的補償または金銭補償が発生します。

人的補償

人的補償とは、FA選手の移籍先球団に所属する支配下選手から以下の、

  • プロテクトした28名の選手
  • FA権取得により外国人枠の適用外になった選手を含む外国人選手
  • 直近のドラフトで獲得した新人選手

を除いた選手の中から、前所属球団が指名した選手1名を与えることを人的補償と言います。

2018年のFAで人的補償が適用されたケース
情報が出次第追記します。

金銭補償

金銭補償とは、移籍先球団が前所属球団に支払わなければいけない補償のことです。
ランクのよって補償の金額が変わり、

  • Aランク:旧年俸の0.8倍
  • Bランク:旧年俸の0.6倍

を金銭補償で支払うことになります。

2018年のFAで金銭補償が適用されたケース
情報が出次第追記します。

まとめ

FAについてまとめ

  • FA(フリーエージェント)とは、全12球団と契約できる権利を持つ選手のこと(FA権)
  • FA権を持つ選手が権利を実際に使うことをFA宣言という
  • FA選手にはランクが設定され、ランクによって補償が発生する

以上、FA(フリーエージェント)についてまとめました。
毎年、話題になりオフシーズンの楽しみの一つですが、改めてルールを知るとより一層楽しめそうですね。